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抗がん剤の6種類の分類 殺細胞性抗がん剤

• アルキル化剤（シクロフォスファミド、メルファラン、ダカルバジン、テモゾロミド等）
• 抗腫瘍性抗生物質（ブレオマイシン等）
• 白金製剤（シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、ネダプラチン等）
• 代謝拮抗剤
• ピリミジン拮抗剤（5-FU、S1、カペシタビン等）
• プリン拮抗剤（6-MP等）
• 葉酸拮抗剤（メソトレキセート、ペメトレキセド等）
• トポイソメラーゼ阻害薬
• トポイソメラーゼ I 阻害薬（イリノテカン、トポテカン等）
• トポイソメラーゼ II 阻害薬（アンスラサイクリン系、エトポシド）
• 微小管作用抗癌剤
• ビンカアルカロイド系（ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビン等）
• タキサン系（パクリタキセル、ドセタキセル）

主要な化学療法レジメンの略称

CHOP（非ホジキンリンパ腫）

• C：シクロフォスファミド
• H：ドキソルビシン
• O：ビンクリスチン
• P：プレドニゾロン

ABVD（ホジキンリンパ腫）

• A：ドキソルビシン
• B：ブレオマイシン
• V：ビンブラスチン
• D：ダカルバジン

DeVIC（悪性リンパ腫救済療法）

• De：デキサメサゾン
• V：エトポシド（VP-16）
• I：イホスファミド
• C：カルボプラチン

FOLFOX（大腸がん）

• FOL＝ロイコボリン
• F＝5-FU
• OX＝オキサリプラチン

FOLFIRI（大腸がん）

• FOL＝ロイコボリン
• F＝5-FU
• IRI＝イリノテカン

BEP（胚細胞腫瘍）

• ブレオマイシン
• エトポシド
• シスプラチン

VIP（胚細胞腫瘍）

• エトポシド
• イホスファミド
• シスプラチン

TIP（胚細胞腫瘍）

• ドセタキセル
• イホスファミド
• シスプラチン

カルボプラチンの計算

Calvertの式

投与量＝目標AUC × (GFR+25)
このGFRは血清クレアチニン値を用いてCockcroft-Gaultの式から算出されるが、欧米と日本では血清クレアチニンの測定方法が異なるため日本で用いられる酵素法で測定した血清クレアチニン値では投与量が約20%過量となる。このため、血清クレアチニン値に0.2を加えた値を用いる方法もよく行われる。

Cockcroft-Gaultの式

(140-年齢)×体重/(血清クレアチニン値×72)
女性はさらにこれを0.85倍した値。

更新日：2018-04-28 閲覧数：850 views.