レ点腫瘍学ノート

Top / 日記 / 2021年 / 12月23日

ハイブリッド方式のセミナー開催が難しすぎた件

現地とWEBのハイブリッド講演会の運営、難しすぎた。演者のPCとプロジェクターとzoom画面共有の全てにちゃんと画面が出てるか、音声は伝わってるか、フロアからの質問も拾いながらチャット欄の質問も確認し、聴衆はマイクオフにしろって何度言っても私語を挿入してくる奴もいるし、無理ゲーすぎた。

zoom操作する事務方スタッフと、現地の司会の2人体制でなんとかなるやろと思ってたが、最低でももう1人いるな。完全WEBなら演者以外は司会と事務スタッフの2人で運営できるが、ハイブリッドはさらに最低1人、できれば2人必要だ。あと、できれば演者に画面共有式講演に慣れておいてもらう必要がある。

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今回の失敗

演者も、パワポのノート機能は使えないものと思っておいてもらう、動画やアニメーションはかなり難しい、レーザーポインタを使っても良いが無くてもわかるようなWEB講演向けを意識したスライド作り、などを心がけておいてもらうほうがいいな。

完全に慣れた運営がいるなら良いが、不慣れならプロジェクタ接続は「画面複製」にして演者の手元とプロジェクターは完全同一表示にしておかないと、2画面に「拡張」すると思わぬほうがzoomに画面共有されてたり切り替えの際に画面共有が外れてzoom参加者には音声しか流れてなかったりという落とし穴がある。

「画面複製」にしなかったためにプロジェクターには演者手元PCと違う画面が出てるのに、演者自身からはプロジェクター映像もzoomで共有されてる画面も見えないレイアウトが、失敗の元だった(って、準備したのはぼくじゃないんだけど)。

ハイブリッドするなら、演者画面と会場プロジェクターは画面複製するか、あるいはプロジェクターは演者PCには接続せず、完全に別の別PCに繋いだプロジェクターからzoom画面だけ写すほうが単純化できたかもしれない。(音声は演者PCのマイクからでもうまく行った)。

そもそも舞台上で演者が触るPCをzoomホストにしたのも、別の大きな敗因だな。講師が話を始めると裏方が舞台に上がってzoomを触れない!聴衆の誰かのマイクがオンになって雑音が入っても、演者は自分の話に集中してるので聴衆の誰かのマイクを強制オフにできない(猫に鈴をつけに行くネズミがいない)。

別にぼくは講演会の運営スタッフではなくてただの座長だったはずなのに、最初から最後まで講演内容ではなく「プロジェクターの動画が動いてるか/zoom画面共有が上手く写ってるか/私語してる聴衆のマイクをオフにしたい」みたいなことを気にしてるうちに終わってしまって、どうしてこうなった感が…

図にすると…

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しかし案1は講師が自分のパソコンを使うと言い出したときはやっぱりリスクがあるか。案2のほうが失敗は少ないかも。


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更新日:2021-12-23 閲覧数:371 views.