レ点腫瘍学ノート

大腸癌/CQ/メンテナンス化学療法 の履歴ソース(No.1)

#author("2018-08-23T23:44:34+09:00","default:tgoto","tgoto")
**PRODIGE9試験

切除不能大腸癌においてベバシズマブによるメンテナンス化学療法の有用性を示そうとしたがその効果は認められなかった。
FOLFIRI+ベバシズマブを12サイクル実施したのち、ベバシズマブ単剤のみ継続する群とすべての薬剤を注視し経過観察する群にわけた。病勢増悪が見られた場合はFOLFIRI+ベバシズマブを8サイクル追加実施した。
結果:
-病勢制御期間中央値は両群とも15ヶ月で有意差は見られず
-PFS中央値は9.2 vs 8.9ヶ月で有意差なし
-OS中央値は21.7 vs 22.0ヶ月で有意差なし