レ点腫瘍学ノート

日記/2021年/10月13日/note.comへの移行を断念した理由 の履歴ソース(No.1)

#author("2021-10-13T07:49:33+09:00;1970-01-01T18:00:00+09:00","default:tgoto","tgoto")
ここ最近のツイートを見ていて勘の良い方は気づかれたかもしれませんが、実はこの数週間、pukiwikiで作ったブログからnote.comへの移動を検討していました。しかしいろいろな面から使い勝手を検討した結果、 note.comへの移行は断念することにしました。その理由をここにメモしておきます。

このサイトでは、特に医学的な事柄についてはより詳しく調べたいと思ったときに元情報をたどれるように、できるだけエビデンスや情報のソースとなるサイトなり文献などへのリンクをつけたいと思っています。もちろんすべての記載内容にエビデンスやソースをつけられるわけではありませんが、書いた時点ではある程度科学的に根拠を持って書いたつもりであっても時間が経つとなぜこの考えに至ったのかがわからなくなってしまうことがしばしばあり、それを極力避けたいと考えたのです。

そうなると、本文に''脚注''や''引用文献''をつける必要が出てきます。しかしnote.comは本文に脚注や引用文献をつける機能が弱い(というか、無い)。この点が改善されないとなかなか本格的な移行は検討できません。[[はてなブログが脚注機能を実装している>https://help.hatenablog.com/entry/text-hatena-list]]のに比べると、note.comはどうしてもこの点が弱く見えます。

2番目の理由は、''見出しが1段階しかない''ことです。せめて中見出しと小見出しを使いたい。中見出しと小見出しがないと、このpukiwikiで書いているような記事をそのままnote.comへ移行できません。。これについてはnote.comのベータ版に対する意見でも似たような意見が数多く出ているようですが、なかなか反映されていないようです。WordPressでも中見出しと小見出しを使うことができますので、やはりnote.comはこの点は弱いと考えざるをえません。

3つ目は''Markdown記法''への対応が弱い点です。ぼくはローカルのテキストエディタなどで文章を書いてから最後にサイトにコピペで貼り付けるようにしています(そうしないと途中でサイトへのアクセスが落ちた時に記事が消失するのが怖い)。ローカルのエディタではMarkdown記法に対応しているものが多いので、ぜひこの対応を推し進めてほしい。ちなみに、対応テキストエディタは少ないですが書き慣れているという点ではpukiwiki記法かはてな記法でも構いません。Markdownについては[[今秋のアップデート>https://note.com/info/n/nedf8b9646b68]]で一部は対応するようです(かなり機能が制限されているようですが)。

この3つが大きな理由となって、note.comへの移行は当面見合わせることにしました。逆に言うと、これらの点が改善されればnote.comに移行してしまうかもしれません。