レ点腫瘍学ノート

日記/2021年/11月18日/原発不明癌にニボルマブが近々承認? の履歴差分(No.4)


#author("2021-12-26T19:29:42+09:00;2021-11-18T22:57:12+09:00","default:tgoto","tgoto")
&tag(原発不明癌,ニボルマブ);

#author("2021-11-18T22:57:12+09:00;1970-01-01T18:00:00+09:00","default:tgoto","tgoto")
2021年12月の厚生労働省の薬食審医薬品第二部会では、原発不明癌に対するニボルマブの適応拡大が審査されるようです。

#ogp(https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=72129)

これまでの例から言うと厚生労働省の薬食審医薬品第二部会で承認が了承されればそこから3週間から1ヶ月程度で実際に承認されることが多かったように思いますが、これがもし通れば原発不明癌の診療は大きく変わることになりそうです。

#tweet(https://twitter.com/chadinabhan/status/1266827384445112320?s=20)

この原発不明癌に対するニボルマブの承認は本邦で実施された第2相NIVOCUP試験の貢献が非常に大きいでしょう。奏効率は22.2%、OSは15.9ヶ月と発表されていました。また、NIVOCUPではTMBのデータは取っていないようです(がんゲノム医療が本格的に保険診療に乗る前に計画された試験でしたのでNGSでのがんプロファイリング検査を殆どの症例で行えておらず、仕方がありません)。

#ogp(https://www.carenet.com/news/general/carenet/50240)

#tweet(https://twitter.com/m0370/status/1362576157179142146?s=20)

ところで、学会発表はASCO2020でなされていますが論文は今のところまだ出ていないようです。どうなってるんでしょうね…?

*追記(2021/12/25) [#p4652524]

#ogpi(https://oncologynote.com/?89914c481e)

#navi(日記/2021年)