レ点腫瘍学ノート

日記/2021年/11月26日/非小細胞肺癌の新規ドライバー融合遺伝子CLIP1-LTK の履歴差分(No.3)


#author("2021-11-26T16:09:09+09:00;2021-11-26T08:11:00+09:00","default:tgoto","tgoto")
#author("2021-11-29T12:18:07+09:00;2021-11-26T08:11:00+09:00","default:tgoto","tgoto")
&tag(非小細胞肺癌,がんゲノム,CLIP1,LTK,融合遺伝子,抄読会);

LC-SCRUM-Asiaの成果で非小細胞肺癌で新規ドライバー融合遺伝子CLIP1-LTKを発見したという話。非小細胞肺癌の0.4%がこの融合遺伝子を持ち、この融合遺伝子を持つ腫瘍細胞にはALK-ROS1阻害剤ロルラチニブが著効するそうです。

#ogp(https://www.nature.com/articles/s41586-021-04135-5)

例によって、下記のツイートからのリンクをたどれば全文をフリーで読めるようです。ツイート主は著者ではないようですが、プロモーション用に論文が(PDF保存や印刷はできないが)読むことだけできるSharedItというやつですね。

#tweet(https://twitter.com/apassaromd/status/1463609268041568259?s=21)

それにしても、この研究成果も国立がん研究センター東病院からの研究成果です。つい1週間ほど前にSCRUM-Japan GI-SCREENからのHER2陽性大腸癌に対するトラスツズマ+ペルツズマブの第2相TRIUMPH試験の結果がNature Medicineに掲載((https://www.nature.com/articles/s41591-021-01553-w))されたばかりですが、今回またNature!凄い勢いだなぁ。

#ogpi(https://oncologynote.com/?1adda0fa2d)

#navi(日記/2021年)