レ点腫瘍学ノート

日記/2022年/5月23日/チーム医療のために大切にしたいこと の履歴差分(No.2)


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とある研修会で、院内のチーム医療を充実させて他院との連携も改善させるために、当院で何ができていて何ができないか、現状の問題点は何か、今後どういう改善策を講じてゆくべきかについて院内で話し合っていました。

色々と意見は出たのですが、ぼくが普段から仕事をする上で個人的に大切にしていることとして、相手との顔が見える関係を作ることが大切ではないかと感じています。

たとえば以下のようなものです。

- 院内の看護師・薬剤師やソーシャルワーカー・事務部門のスタッフの顔と名前がどれくらい一致するか?どれくらい顔と名前を覚えてもらっているか。
- 他科の医師と(電子カルテの院内対診票の上でだけでなく直接会って)治療方針について相談する機会があるか?
- 自分は院内で困難症例などに遭遇した人にとって相談しやすい人であるか?
- 他院との連携を深めてゆくときに、頻繁に紹介状を送ってくださる先生と直接会って話をしたことはあるか?

チーム医療を改善させるために何をすべきかという話し合いで「多職種の連携を促す」という意見を言っても「もっと具体的には?」と返されてしまいます。具体的にどうするといっても抽象的な意見に終始しがちですが、普段の仕事は意外にこういう地道なところが大切なんだろうと思います。

自分でもできていない願望もまざっているのですが、こういう点を大切にして仕事をしたいと思っています。

#navi(日記/2022年)