レ点腫瘍学ノート

日記/2023年/6月29日/meet the expert の履歴の現在との差分(No.1)


#author("2023-06-29T17:03:28+09:00","default:tgoto","tgoto")
&tag();
#author("2023-06-30T09:09:45+09:00;2023-06-29T17:03:28+09:00","default:tgoto","tgoto")
&tag(学会);

最近の学会ではmeet the expertという企画がしばしば開催されます。その領域の第一人者・先端的研究者や新進気鋭の若手など業界を代表するエース級の研究者・臨床家と直に会って話をしたり相談したりする機会をセッティングするというものです。これまでの他学会のmeet the expertって予約や審査が必要で狭き門って感じのものが多かったのですけど、いまパシフィコ横浜で開催されている乳癌学会では、予約不要のmeet the expertが開催されているようです。予約不要ってことは、そのブースに行ったらこの先生がいて自由にお喋りできるってことですね?某「会いに行けるアイドル」みたい。
最近の学会ではmeet the expertという企画がしばしば開催されます。学会でのmeet the expertとは、参加者がその領域の第一人者・先端的研究者や新進気鋭の若手など業界を代表するエース級の研究者・臨床家と直に会って話をしたり相談したりする機会をセッティングして提供するというものです。これまでの他学会のmeet the expertって予約や審査が必要で狭き門って感じのものが多かったのですけど、いまパシフィコ横浜で開催されている乳癌学会では、予約不要のmeet the expertが開催されているようです。予約不要ってことは、そのブースに行ったらこの先生がいて自由にお喋りできるってことですね?「会いに行けるアイドル」みたい。

#tweet(https://twitter.com/jbcs2023/status/1674197233535688705)

学会のポスター会場には、最終日の数時間でもちょっと面白いイベントを他にもどんどん企画してくれたらいいのになあと思いませんか?例えば、有名な研修病院の中堅医師や若手医師を集めて、将来専門研修に迷っている人たち向けの無料相談コーナーを作るのはいかがでしょうか。まるでレジナビのような雰囲気で、全国のがんセンターや大学医局から約20施設を集めれば、盛り上がること間違いありません。

この間、東京のハイボリュームセンターで活躍されている先生が遠路はるばる当地の近くまで講演に来てくださったので、その後地元のがん診療医数人と一緒に飲みに行くという機会がありました。そこでは東京のハイボリュームセンターで働いている人にしかわからない生の声を聞く機会がありましたが、それはそこに来ていたがん診療に関心を持っている若者たちにとってかなり刺激的な内容だったと感じました。

地方に住む若者たちは、都会の最先端の医療情報や技術に触れる機会が限られています。ですから、地方の若者にも都会の風を感じる機会を増やしてあげたいと思っています。

このようなコーナーを通じて、若者たちががん診療の奥深さに目覚め、腫瘍内科医などの道に進むことも期待できます。もしかしたら、若気の至りでこの相談コーナーに参加した若者たちの中から、将来、がんの治療や研究に貢献する医師が現れるかもしれません。そんな展開は非常に興味深いものですね。

#navi(日記/2023年)

#pcomment