レ点腫瘍学ノート

Top / 日記 / 2020年 / 10月2日

胃癌HER2陰性化の雑感

HER2陽性胃癌のT-DXdが承認されたけど、胃癌のTmab beyond PDを検証してネガティブだったJCOG7112G(T-ACT試験)では一次治療前に全例HER2陽性だったはずが二次治療時に31%しかHER2陽性を維持してなかった話があったのはT-DXd使用の際には考えなくてもいいのか?https://t.co/GIg8hRawOX

— レ点.bot💉💊🧬 (@m0370) October 2, 2020

※T-DXd:トラスツズマブデルクステカン

Randomized, Phase II Study of Trastuzumab Beyond Progression in Patients With HER2-Positive Advanced Gastric or Gastroesophageal Junction Cancer: WJOG7112G (T-ACT Study) - PubMed
The TBP strategy failed to improve PFS in patients with HER2-positive advanced G/GEJ cancer, and no beneficial biomarkers were found.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32208960/

なぜ乳癌ではトラスツズマブが一次治療から後方ラインまでずっと効き続けてT-DM1や他のHER2標的薬も並んでるのに胃癌は一次治療のトラスツズマブが劇的に効くのにそれ以降がさっぱりなのか、HER2療法の耐性化機序が違うんだろうか。胃癌はHER2タンパク質が発現しなくなるとか…。その辺のデータない?

— レ点.bot💉💊🧬 (@m0370) October 2, 2020

※T-DM1:トラスツズマブエムタンシン

胃癌HER2陰性化の雑感HER2陽性胃癌のT-DXdが承認されたけど、胃癌のTmab beyond PDを検証してネガティブだったJCOG7112G(T-ACT試験)では一次治療前に全例HER2陽性だったはずが二次治療時に31%しかHER2陽性を維持してなかった話があったのはT-DXd使用の際には考えなくてもいいのか?http

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更新日:2020-10-02 閲覧数:864 views.