レ点腫瘍学ノート

2020-10-19

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治るってどういう事ですか?看護学生と臨床医が一緒に考える医療の難問 - 腫瘍学レ点ノート
医学書院の新刊『「治る」ってどういうことですか?』を読んでみた感想です。同じく医学書院の『死にゆく患者(ひと)と、どう話すか』で有名な國頭英夫先生の新刊です。 「治る」ってどういうことですか? 看護学生と臨床医が一緒に考える医療の難問医療の世界を志したものなら、一度は頭をよぎったあの悩み。そんな数々の現代医療の難問に真正面…
がんゲノム医療遺伝子パネル検査実践ガイド
保険承認を経て急速に認知度が高まったがん遺伝子パネル検査がん遺伝子パネル検査によるがんゲノム医療が日本に導入され、これまでは一部の高度医療機関でしか行われていなかったような網羅的な遺伝子検査に基づくがんの個別化医療が、一気に全国の医療機関の手の届くところまでやってきました。現在、全国にあるがんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携…
抗がん剤をいつやめるか?どうやめるか?最期まで患者さんの人生を支える医療の実践
タイトルがこういうタイトルだし、編者は勝俣範之先生だし、読んでみるまでは化学療法の実践に関する腫瘍内科学のテキストだと考えていました。しかし、読んでみるとこれは化学療法に関して書いた本というよりはコミュニケーションとACPに関して書かれた本だと思いました。(Amazonで検索すると、よく似たタイトルの「抗がん剤10の『やめどき』」と…
世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療
Twitterでも話題になっていた『最高のがん治療』、遅ればせながら読ませていただきました。どちらかというと専門家向けではなく一般向けの書籍ではないかと考えて、出版されたことは知っていましたがはじめの頃は実際に自分で読んでみようとはあまり考えていませんでした。しかしTwitterで結構話題になっているしAmazonのランキングでも常…
大腸がん診療における遺伝子関連検査等のガイダンス第4版
買いました!日本臨床腫瘍学会(JSMO)の大腸がん診療における遺伝子関連検査等のガイダンス第4版です。大腸癌のgenome based medicineの新しい指針JSMO/JSCO/小児血液がん学会の進行固形がん臓器横断的ゲノム診療ガイドラインはMSIやNTRKなど保険適用ある標的に重点置いて割と保守的な印象だったけど、この大腸…
がん診療レジデントマニュアル第8版
tweet第8版編集責任者は、岩佐悟先生、後藤悌先生、福原傑先生、松原伸晃先生、森実千種先生、山本昇先生。東病院からは向井先生が抜けて松原先生が入りました(泌尿器系の先生が加わるのがIO時代っぽい!)。511ページ、530ページ、570ページと徐々に厚みは増していますが税抜き価格は4000円据え置きです。内容はESMO2018頃までを…
うまいケースレポート作成のコツ
うまいケースレポート作成のコツ 松原茂樹、東京医学社、2014年3月 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4885632307/ 日本の医者は忙しい。しかし論文も書きたい。日本の医者は忙しい。日中は手術に外来に忙殺され、ゆっくり昼食をとる時間も無い。日が暮れて定時を過ぎても溜った仕事はなかな…
フィラデルフィア染色体
フィラデルフィア染色体 ジェシカ=ワプナー、斉藤隆央、柏書房 2015 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4760146199/ 死に至るがんサブタイトルの「遺伝子の謎、死に至るがん、画期的な治療法発見の物語」というフレーズが、本書に描かれた物語を端的に表している。CML(慢性骨髄性白血病…
Her-2 画期的乳がん治療薬ハーセプチンが誕生するまで
Her-2 画期的乳がん治療薬ハーセプチンが誕生するまで ロバートバゼル、中村清吾、篠原出版新社、2009年7月 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4884123182/ 登場後20年経っても存在感が色褪せないハーセプチンがん薬物療法の現場で何十種類もの分子標的治療薬が駆使される2018年…
ジェネティック・ラウンズ 臨床遺伝医が出会った16のストーリー
ジェネティック・ラウンズ 臨床遺伝医が出会った16のストーリー ロバート・マリオン、沼部博直、中川奈保子、メディカルサイエンスインターナショナル、2016年3月 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4895928438/ 臨床遺伝専門医の素顔を見ることができる一冊21世紀になってから急激にが…
逸脱症例から学ぶがん薬物療法標準治療の実践
標準治療からの逸脱症例に対して、どのようなエビデンスに基づいて考えるか日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣紀之先生の編集された書籍です。がん診療ガイドラインが様々な臓器で整備されて、日常診療でも広く使われるようになってきておりますが、実際の臨床ではガイドライン通りには行かない症例に遭遇することも少なくありません。この本はガイドラ…