レ点腫瘍学ノート

Top / 日記 / 2023年 / 1月14日

ドメイン更新失敗とドメイン変更の顛末

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Webサイトのドメイン変更

このWebサイトのドメインが oncologynote.com から oncologynote.jp に変更になりました。 といっても積極的な理由でドメインを変更したわけではなく、今回の変更は完全に「自分の失敗」によるものです。

独自ドメインの更新忘れ

ウェブサイトの独自ドメインを利用する場合はサイト管理者は1年あたり約2000〜3000円の利用料を払ってドメイン利用権を購入していることが多くなっています(以前は1年間あたり1000円未満で使用することができましたが、最近はどこのドメイン管理業者も徐々に値が上がっています)。そしてこのドメイン更新手続きを怠るとドメイン利用権を喪失してしまうのです。

今回、実は今まで使っていたドメインの更新期限が過ぎていることに気がつかず、その更新作業を忘れていたために、これまで使っていた独自ドメインを喪失してしまったのでした。

ドメイン管理会社として利用しているバリュードメインでは以前はドメイン期限が切れる前にはしつこいほどに更新を迫るメールが来ていたのですが、ドメイン自動更新サービスが始まってこの更新メールを送ることがなくなってしまっていたようです。私は自動更新サービスを利用していなかったので期限が迫っていることに気づくことができず、知らないうちにドメインが失効していたわけでした。

ドメイン更新に失敗すると再入手はきわめて困難

ドメインの期限自体は2022年12月1日ごろに切れていたようでした。実際にはドメインの有効期限が切れてもすぐにアクセスができなくなるわけではなく、 おおむね30日程度は猶予期間が設けられておりこの期間であれば問題なくアクセスができますし、利用権の更新も可能です。

しかしこの期間を過ぎるとサイトにアクセスすることができなくなりますし、ドメインの利用権を完全に喪失しているので更新することもできません。ちょうど元日の頃に旧にサイトにアクセスができなくなり、サーバーエラーなのかと思っていましたが、CDNであるcloudflareのほうでも反応がないのでさすがにおかしいと思い、1月2日にようやくドメインの異常に気がついたのでした。更新をしようとしたものの手続きがrejectされてしまって権限更新ができず、ようやく事態を把握しました。ドメインのドメイン管理会社に問い合わせたところ正月3が日にも関わらずすぐ返事が来たのですが、更新猶予期間を過ぎているのでどうにもならないとのことでした。

理屈の上では、持ち主のいなくなったドメインを再度自分で購入すれば改めて使用できるように思いますが、実際には更新されず失効したドメインを間髪入れず買い上げて極めて高額で転売するという海外のドメイン転売業者がたくさんありますので、更新手続きに失敗した瞬間にほぼそれらの業者の手に落ちます。それらの業者に料金を払って(安いドメインでも200〜300ドル、高いものだと1万ドルを超えるそうです)買い戻すという手段も無いわけではないですが、自分の会社名が入っているような高いコストをかけてでも買い戻したいドメインでない限りは、一度失ったドメインを再度手に入れることは非常に困難です。

ドメイン更新を諦めた

といった理由で、今回今まで使っていたドメインを継続して使うことを諦め、新しいドメインでやり直すことになりました。

独自ドメインの価値は利用している期間の長さで決まり、長い期間使われているドメインであるほどGoogle検索でも引っかかりやすいなどの利点があります。以前に使用していたドメインは2019年12月からおよそ3年ほど使っておりましたので、それなりに愛着も感じていましたが、今回の失敗を機に新しいドメインでやり直すことにいたします。

もちろん新しいドメインはすぐに自動更新サービスを申し込みました。


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更新日:2023-01-14 閲覧数:474 views.